作曲家・ピアニスト 荻野清子さん
今はピアニストとして活躍される荻野さんも、実はエレクトーン育ち!
高校の頃にピアノに転向ということのようですが、こういう道を歩む方もいるんですね。エレクトーンだけで育つと、ピアノの重い鍵盤を目の前にアレルギー反応を起こす人も多いとか。
世の中にはヤマハ育ち、エレクトーン育ちの人が、思ったよりいるのでしょう。というか、相当の人が通っていた実績があるのですから。ヤマハ育ちであれば、教室で触るのはエレクトーンですから…家にピアノがなければ、エレクトーンで育っていくことにもなります。
エレクトーン育ちが良い、悪い、双方に思う人はいますが、重要なのは、人と音楽との関わりをどのように持てるか、というところのような気がします。
特に、子供の音感が身につくのは幼児期と言われていますから、その時期に音楽に触れる機会があるのとないとでは大きく差がつきます。習い事も多種多様な現代、受験勉強や英語も確かに重要でしょうが、音楽という選択もありだと思います。それは別に音楽家になるとか、スペシャルなことではなく、英語などと同じように、自然体で音楽と触れ合えるということです。