毎回臨時記号で処理するのが不合理だなあとずっと疑問だった。
誰か説明してちょ。
ハーモニックマイナースケール
ナチュラルマイナーのVはVmだし
三種の短音階ごとに異なる調号つけるとなおさら面倒じゃんw
自分は楽典で習ったからカタカナじゃなく日本語の方がしっくりくるんで日本語で説明させてもらう。
単調(マイナー)の音階の末尾の上がり方には3種類あるのね。
1.自然短音階(ナチュラル・マイナー・スケール)
2.和声的短音階(ハーモニック・マイナー・スケール)
3.旋律的短音階(メロディック・マイナー・スケール)
【1】の場合は属音コード(ドミナント)がEmで導音のGのおとはナチュラルです。
必ずしも導音が♯になるとは限りません。
非常にわかりやすいのですが、自分も一応楽典は読んでいて>>378と同じ疑問があります
Amの自然短音階の場合ドミナントがEmになるという解釈でいいんでしょうか?
とすると導音はソとなり、主音ラへの半音進行ができません
この矛盾をなくすためにはソを♯にする必要があり、結局臨時記号が必要になるわけで、
和声学の体系ではこのへんをどう説明しているのかというのが長年の疑問なわけです
ごめんなさい、ちょっと忘れててウソを教えてました。
導音は確かに>>378がおっしゃるように半音階で
和声的短音階(ハーモニック・マイナー・スケール)
旋律的短音階(メロディック・マイナー・スケール)
でしか導音とは言えません。
私の説明ではわかりにくいと思いますので、ググったらこんなサイトがありましたのでこちらをご覧になってみて下さい。
http://alborada12.web.fc2.com/jidou-tantyousetumeipage.html
ありがとう。そのサイトは見たことあります。
>自然(的)短音階(長調の平行調として出来上がったばかりの短音階で、曲には使えません)。
とありますが、楽典を作った昔の人たちはなぜ曲に使えない音階を調号に採用したのか?
「イ短調に調号はつきませんよ。でも導音はソ♯だから毎回臨時記号をつけてね」
ここが納得いかないんですよね…
ドミナントという言葉をきちんと理解する必要がある。日本語だと漠然と「ドミナントが」と
言ってしまうが、dominant note、dominant chord、
dominant 7th chord,dominant motion、dominant function、それぞれ別の意味だ。
A自然短音階のドミナント音はE音で、その上にできるダイアトニック和音がドミナント和音で
Em。解決力は弱く、ドミナント7ほどの解決力はない。通常、ドミナント
モーションとはドミナント7からトニックへの解決を指す。強い解決を求めた結果として
ドミナント7thを導入し、和声的短音階が生まれた。それを旋律的になめらかに
した結果として旋律的短音階が生まれた。導音はlead-in noteだったと思う。
重要なコードトーンへ半音で解決することを志向する音だろう。
>>384
> Amの自然短音階の場合ドミナントがEmになるという解釈でいいんでしょうか?
そもそもここが違う
自然短音階にドミナントは存在しない
ドミナントとは#シがある音階のことである
自然短音階はトニックとサブドミナントだけの下降音階、
旋律的短音階はトニックとドミナントだけの上昇音階、
和声的短音階はトニック、サブドミナント、ドミナント、の3つが混在している