エレクトーンのニーレバーを操ってソロ用に切り替えてみるwww
0: エレクトーンちゃんねる 2016/03/08
リードボイスの転用3
~リードボイスのソロ機能を使う~
リードボイス1には下鍵盤用のボタンがあるが、リードボイス2にはない。
その代わりに、ソロ用のボタン[SOLO(KNEE)]がある。
これを実際の演奏で見たことはほとんどないのだが、考えようによっては
使い道がある。
前提条件ではあるが、ニーレバーを使うため、サスティンやMOCをニー
レバーで操作しようとしている場合は、機能が被ってしまう。また、MOC
はニーレバーを使用しなくてもONになるがサスティンの場合は、ニーレバー
を使用しないという選択肢がないため、サスティンを使っている場合は
ほぼ使用不可である。
機能:
ニーレバーを折りたたんだ位置→ソロボタンを押していても、上鍵盤は通常
通り発音(上鍵盤1,2.リード1,2)
ニーレバーを下げた状態→リードボイス2のみのソロ発音
ニーレバーを右に押した状態→上鍵盤のリードボイス2以外の音色のみ発音
ここで重要なのは、ニーレバーを切り替える前に弾いている鍵盤に対しては、
そのまま音色が継続され、ニーレバーを切り替えた後に弾いた鍵盤のみ切替
後の音色が発音するようになる。通常、レジストで音色を切り替えたりすれば、
前後の音色が異なる場合は、前の音色がぶちっと切れてしまうのが悩みでも
あったが、ニーレバーの操作ではそれがないということになる。
例をあげると…
上鍵盤1=ピアノ、リードボイス=トランペットの場合、ニーレバーをその
下げた状態ではトランペットのソロ音色、右に押した状態ではピアノの音色
になる。ここで、トランペットで弾いていた鍵盤はそのままに、ニーレバー
を押す状態にすると、トランペットの音は弾いている限り継続されつつ、ニー
レバーを押した後に弾いた鍵盤に対しては、ピアノの音色が発音される。
この機能を利用することによって、もう1つのパートを取り入れることができ
るようになる。一方が単音で、鍵盤を押し続ける限り、という条件つきなもの
の、ニーレバーで瞬時に変更できるのは強みと言える。