アッパーストラクチャートライアド自体、モードからの発想じゃないの?
と、ネタを振ってみる。
でミソシレとやるのが基本。既にパーカーはG7でA△入りフレーズなどもやってる。
>>437
バッキングのコードがパーカーの頃にアッパーストラクチャートライアド
だったんですか?
G7でAトライアド(A、C#、E)の音を吹くのは、9th、#11th、13thというテンションでは?
CM7はCM7(9)、DmはDm7(11)とか。
玉子が先か、ニワトリが先か、だね。
そんなことをやっているうちに UST が理論として確立したのかも。
最初はサウンドの心地よさから入って。
バップをチョー簡単に説明するとアルペジオを基本としたアドリブを主体としたジャズの事。
裏コードやテンションコードを使ってバリエーションをつける。
コードに対するスケールという概念はジャズでは50年代になってから
マイルスの方法を自分流に解釈したコルトレーンがコードひとつひとつ
にモードを割り当てるようになってから~それを「スケール」と呼ぶ。
って事でよろしいですか?
さらにコードが一発物のなかでも頻繁にその「スケール」だけを変化させ、それは
今で言う「モーダルインターチェンジ」であり「アッパーストラクチャー
アプローチ」で実は後付けの分析ではバップでも似たような結果になっていた。
間違いのご指摘希望。
>>443
ちょっと分かりにくい。誤解を生みそう。
スケールはクラシックでもホニャララ音階として昔からあるし。
コードに対するスケールにしても、ジャズの歴史が始まった以前から
考えてる人が居たでしょうし。
(例:Dm7→G7→CMaj7→Fmaj7なら、2514と。)
マイナーキーの場合は中心を1にするか6にするか迷っています。
例えば、Bm7(b5)→Em7→Am7→Dm7の時に、2514にするか7362にするか、
ということです。みなさんどうやってますか?
「マイナーの2514」って認識してるよ。メジャーとは明確な区別をつけて認識してる。
原曲のコード進行を分析して見つけるのではなく、実際に演奏しながら
原曲のなかにあらゆる可能な音をブチ込むという荒ぽい現場主義によるもの。
バップフレーズに独特の歌があるのは机の上(理論)で創られた音楽でないから。
ただ演奏者がガレスビーのようなインテリだったので、フリーにはならず、
もっと微妙なテンションやオルタードテンションが自然と使われてしまい
例の美しいバップフレーズが完成された。するどい耳の持ち主達があらゆる
使用可能な12音を使ってしまったので、今分析しても新しい言葉があてはまる。
所謂ポリコードやモーダルインターチェンジっぽい手法が使われたと言える。
ガレスピーがパーカーの傍らに居なかったら、パーカーの遺産は少なくなってたかもしれないね。
らしい、パーカーからは一切音楽的な話はなく、耳で盗んだそうだ。
なんか凄いことに・・
理論の話から、ジャズ史こぼれ話のように・・
なんとなく流れは、理解できたような気はします。
USTを、モードかバップかとは考えたこと無かったですが
結論はどちらでもないと言うよりその過渡期に自然発生的に
生まれたであろうってことですね。
今のジャズでは「テンションを安定して響かせる手段」として
すっかり普通に使われていますもんね。
ただ、今思ったのですが3rd.7thと言うガイドトーンが強い流れを
それこそドミナント(優先的)に形作っている中で(つまりバップで)
USTを使うのは、かなり制約があったのではないかなと。
このあたり、マイルス・トレーンの欲求に関わって行くのかな?
>>451
UST をポリフォニー的に使っても面白いね。
基本のコードは基本のコードでコード進行していて、UST はそれをトライアードと
見立ててそっちはそっちでコード進行している。
あと、基礎のコードを省いて、ルートと UST だけを鳴らすとすごくサラウンド感が
あるね。
>>452
>基本のコードは基本のコードでコード進行していて、UST はそれをトライアードと
>見立ててそっちはそっちでコード進行している。
おっ!鳥肌立った!
こんな事考えたことすらなかった。凄い・・・・
それってリニアライティング?