順序立てて考えようじゃないか
まず、V7を構成する音は、1、3、b7
で、1はベースの音であり、b9を使ってもものすごーく遠いところにあるから
テンションとして使っても問題ないのでb9はOK
そして、3、b7とそれぞれb9の関係を作る11とM7は、基本ルールに則りNGとする
そして、最初にコードトーンからサラッと5を省略しているけど、ドミナントにおいて5は
重要な音ではないので省略可能、つまりb13を置いても5とb9の関係をつくらないからb13もOK
ここまでの音を1オクターブに纏めると、1、b9、3、b13、b7
しかし、そもそも「コードトーン+テンション(+アボイド)=スケール」のはずなのに、
これではスケールと呼ぶには隙間がありすぎる
だから、それぞれの隙間を埋めるべく、#9と#11を足す
これで出来上がるのがオルタードスケール(1、b9、#9、3、#11、b13、b7)
ちなみに、「そんなとってつけたような#9と#11なんて認めねぇよ」という人は
その2つを使わなければいい
使わない場合のスケールはHmP5BelowだとかPh#3だとか呼ばれているわな
(1、b9、3、4、5、b13、b7)
>>428
> で、1はベースの音であり、b9を使ってもものすごーく遠いところにあるから
1) ルートのすぐ半音上の♭9th弾いたりする場合があるけど、それについてはどう?
2) なんでV7だけ特別扱いなの?その理屈だとV7だけが特別扱いである説明がつかない。
3) 導出されるのが、altered scaleだけになってるけど、
V7に対するテンションとして#11を入れるとしたら、
9thを♭するかしないかで2通り、13thを♭するかしないかで2通り、
合計4通りの組み合わせが考えられるし、実際どれも使うよね。
・♭9,♭13とか#9,b13 → alt
・9 , 13 → lydian 7th
・♭9 , 13とか #9 , 13 → com.dim
・9 , ♭13 → whole tone
これそれぞれについてきちんと説明がつかないのでは?
ドミナントだから
ドミナントの役割りは”緊張”だから少々無茶してもかまわないっつうか、ぶっちゃけ音はなんだって使える
鍵盤げんこつでぶっ叩いてたっていいくらい
でもそれじゃ頭悪そうだし、スケールの体裁してないと使いかっても悪いからコンディミだのオルタードだのって感じ
音ひとつひとつ取り出してつつきまわしてたって時間の無駄
>>430
> ドミナントの役割りは”緊張”だから
緊張か。なるほど。
じゃあ、トニックとサブドミナントの役割とは?
煽りたいわけじゃないけど、それバカにしてるの?それとも本気なの?
本気なら最初の書き込みと妙にギャップがありすぎて怖いんだけど…
それとも頭使って考えるのは好きだけど感性は伴わないタイプ?しかも本とかもほとんど読まず我流?
>>432
> それとも本気なの?
本気だよ。
まず、ドミナントの役割を“緊張”だと理解している人が、トニックとサブドミナントを
どう理解しているのか知りたい。
そして、ドミナントってV7の形でなくVにだってドミナントとして使えるわけで、「Vだとドミナントとしての役割が果たせない」と
言う人は居ないと思うけど、VだとこれってIを音程関係を保って平行移動させただけだよね。
つまり、音程が違うだけの同じサウンドだよね。
どうしてVをドミナントの機能があるとみなすのか、そのへんの本質的なことを聞きたい。
もちろん私は私で自分なりに理解しているけど、他の人がこの部分をどう理解しているのかそれを知りたい。
>>434
T・・・安心、安定、放尿
SD・予感、残尿感
D・・・尿意、閉塞感(本屋のあれ)
こんなとこでどうでしょうか?
ワロタ。それ、どこかで使わせてもらおう…。
>>441
> それを前提にSDだのDだのがあって、そこは不協和音ということにして
> Tに落ち着きましょうって作法の明示がなされてるのよ。
まず、そこはわかるんだ。
そしてV7が不協和音というのもわかる。
私がわからないのはVなんだ。こいつは何なんだ?
Iを単に音程関係を保って平行移動させただけじゃないのかと。IVについても同様だ。
・Dの役割を“緊張”と言うなら、SDの役割はなんなんだと。
・Dの役割を“緊張”と言うなら、V(V7ではなく)は何故“緊張”感があるのか。
G – C
ってコード進行がある時に
Rootが五度下降しててGの三度Bと五度DがCの構成音C&Eに進む
ってハーモニック&コントラパントルの動きがあるからだけの話だと思うんだが
>>452
> ってハーモニック&コントラパントルの動きがあるからだけの話だと思うんだが
contrapuntalな動きを推進力にしているには同意。
ただ、G→Cのコード進行以前に、単音g→単音cみたいなのにも進行感があるわけで
それがどこから来るのか、説明を聞いてみたかったのだが。
>>455からでは到底>>454には繋がらないだろう。
>>455は、単音のC,D,Eの違いを言っている。それらは単に音高が違うだけだ。
それ以上の聴こえ方をすると言うならそいつは耳がおかしい。
しかし、単音g→単音cのように時間経過を伴うなら話は別だ。
また、tonal centerをcだと意識しながら単音g→単音cを聴くと言うなら、さらに話が別だ。
しかしそんな話掲示板だけでなんとか出来るとは思わないけどなぁ
TonalityのScale Degreeで
Tonic Supertonic Mediant Subdominant Dominant Submediant Leadingtone
って話と
Intervalの5thがなぜPerfectって呼ばれるのか
ってのになって
結局Overtone(倍音)の繋がりはどうなってるのかを考えなきゃいかんぞ?
それによってTonalSystemとは!!みたいな展開になるけど
ちゃんとした本を読む方がいいと思うなぁ
>>457
> ちゃんとした本を読む方がいいと思うなぁ
その、ちゃんとした本とやらを是非紹介してくだされ。
冗談きついわ
G始まりの曲はkey in G-dur,C-dur,D-dur,F-dur,e-moll,b-mollが多いだろうか
どんなキーであろうと単にGMajorコードを聴かされた段階ではG-durキーに聴こえるのが普通の感覚だと思う
日本人に馴染みの深い調っていうと壱越調とかじゃないの?
音楽的にはCリディアン。
音楽教育の授業で、小学生あたりはハ長調が刷り込まれるって
聞いたことはあるけど。
そこらへん突き詰めてやりたいならクラシック和声とか対位法学ぶべきじゃない?
459: 441 投稿日:2011/05/27(金) 07:24:49.32 ID:R6fTGGYj
>>441で書いたけど、まず調を明示する前提があって、終止するトニックを聴き手に
了解させる必要があるのよ。
G→Cはちょっと特別で、日本人はCメジャーのスケールに馴染みが深いから、Gの
トライアドを聴いただけでも「Cに戻るかな?」って感覚になるけどね。
楽典の終止のところ読んでもいいけど、読みやすい本なら「標準 ポピュラー・コード理論」
だとコード進行とファンクションの章でkeyとtonalityの関係性が分かりやすくまとめられてるよ。
>>459
> 楽典の終止のところ読んでもいいけど、読みやすい本なら「標準 ポピュラー・コード理論」
> だとコード進行とファンクションの章でkeyとtonalityの関係性が分かりやすくまとめられてるよ。
そのレベルの本の内容なら私は理解している。
また、Piston和声学とかPistonのCounterpointとかなら20年ぐらい前に読んだ。
>ただ、G→Cのコード進行以前に、単音g→単音cみたいなのにも進行感があるわけで
要は横の動きに対しての疑問ですかね?
>>429さんはもうポピュラー和声をかなり高度なところまで会得されているようなので
クラシック和声は不要かと思われますが、対位法に関しては一度厳格な書籍を
音大の図書室などで探してくるのが良いかと。
その上で言うけど、>>462も書いているが、
これは全くポピュラー和声の範疇ではないと思う。
かと言って古典的な和声学や対位法で説明がつくかと言うと…どうなんだろう。
私が一番近いと思うのはHeinrich Schenkerの書いたHarmonyって本で
日本語ではなんて呼んでいるか確信が持てない&用語の誤用を避けるため
これは>>457が書いているような「TonalSystemとは」
みたいな内容なんだが、説明がわかりにくく、私が20年ぐらい前に
読んだときは途中で挫折した。いまなら読めるかも知れんので今週末にでも読もうと思うが。
この本、読破した人は感想とか教えて欲しい。