まず音程は順次と跳躍に二分できて、
順次を基本音程に据え、度々起こる跳躍(3度や4度その他)という二分法で見れば、マルコフ云々でなくともこの二つ確立は頭で推測する事ができる。
この場合、「どういう場面での跳躍か(が起こるのか)」が大事なのであって、単旋律での確立はほとんど無意味になる。
例えば、跳躍時に対応した対旋律のモデルなんかがあればまた意味も出てくるかもしれない。
そうなれば、もはやマルコフは有効に使う事もできれば無用だともいえる。
>>444
そのどういう場面かっていうのをまさに表してるのが隠れマルコフモデルね。
確率そのものを出してるのはベイズだからちょっと認識が違う。
実際使われてるマルコフとベイズの組み合わせは、
簡単に言うと、ベトソナではCコードからGコードにいく可能性が何%、
Cコードが鳴っている時に直前の音程が2度だったら次の音程は6度である可能性が何%ってのをそれぞれ分析してる。
だからCコードの時に、順次進行する確率と、Gコードの時に順次進行する確率は別で計算されてるし、
順次進行したあとに順次進行する確率と、跳躍したあとに順次進行する確率も別で計算されてる。
そういうのが各調、各コードで全部別に計算されてて、確率的にコード進行しながら音程が出力される。
厳密に言うと跳躍と順次の区別じゃなくて各音程ごとに計算されてたり、全体的にもっと複雑なんだけど大体こんな感じ。
何%かっていう確率を調べるのがベイズ推定で、何コードの時に~とか、直前が跳躍だった場合に~とか、どういう場面かを場合わけするのが隠れマルコフモデルね。
それでも結果は全然ダメ。
根本的な相違について、、
まず、コード(基本三和音)をひっくるめた話なのね。
どっちかというと「コード進行」の話なのかな。一端控えます。
私の書いた「順次」「跳躍」は単旋律の(所謂メロディー)のこと。
いや、メロディーの話。
コードの状態はメロディーにコード感のあるメロディーをつけるためのもの。
俺も順次と跳躍はメロディーについての意味で書いてる。
対旋律も状態を増やせば出来る。