禁則とされています。V7 -> #IV-7(b5) (D -> T) とは異質のものです。
もっとも、機能和声をベースにしつつ D -> S は多いのですけどね。
機能和声の発展は、従来の理論を少しずつ新しく解釈しなおすところから発展
してきたので(予備音なしにテンションをいきなり使い始めたりとか)、D -> S
もそのうち普通になるのかもしれません。
>>723
D > S
は少なくともチャックベリー以前から普通だと思いますが。
V > IV > I
などはいやというほど耳にする定番進行です。
テンションを用いるのに何か準備がいるというのも初耳です。
昔はセブンス・コードの 7th 音でさえ、昔は予備が必要だったんですよ。
いきなりは 7th やテンションは使えなかったんです。
D -> S はブルース以降でしょうね。
ハイドンなんかの時代ですかね。
ちなみにその場合の7thコードはどうやって使えばいいんでしょう?
>>729
次の和音の 7th が構成音である先行和音でその音を鳴らし、セブンス・コードに
進行し、7th が解決できる音を持っている後続和音に進行する。もちろんケーデンス
の法則は守ってです。
たとえば、I△7 が使いたかったら、
~ -> III-△ -> I△7 -> IV△ など
ここで、シ -> シ -> ラと流れるパートが存在する必要がありました。
ありがとう。勉強になります。
今実際にそのコードを何パターンか意識しないで弾いてみました。
いつも通り弾くだけなのに、自然にその法則を満たしてしまう場合が多かったです。
滑らかな流れを作りたい時はこれを意識的にやると良いのかも。
色々試してみます。
これ日本の和声の教科書だと禁則だけど
フランスのやつなんか場合によってはV > IV進行出てくるよ。
どの時代の音楽をまとめた和声学かによって違うんですよ。
ドミナントモーションしてるかどうかは関係ないでしょ。
ステラではいきなり#IVm7b5でトニック。night&dayでもドミナントモーションせずに
#IV-7(b5) -III-7 が表れる。
はげどー。しかし、もしやジャズ屋のみの理屈なのか…
バッハの時代はダメだと分かるけど。
初期の Be Bop も基本的にはこれで、メロディも、テンション・リゾルブが
はっきり分かるようにフレージングしていました。
確かにそうかも。
bopのアドリブフレーズにしてもガイドトーンを中心にすることが多いでしょうし、この先行和音という考え方と同じ結果が出たりしそうです。
なんだか面白いです。
新古典派のことか。
ブラームスとかヒンデミットみたいな音楽。
ワーグナー・ブルックナーを中心とする後期ロマン派のような
作品群に対抗している。
作る動きがあったそうですが、普及しなかったと聞きました。
ハ長調はイタリア語では Do Maggiore、ハ短調なら do minore。
例:C△~~Cコード
c3~~音名で鍵盤の真ん中のド。そのオクターブ上はc4。
ド~~階名
そのまま英語でやる(教科書に載っている)ので、基本的にはそれで慣れている
ひとが多いのでは。
ただ、学校以外では、音名はクラシックの人はドイツ語、ポピュラーの人は英語で
やっている人が多いでしょうから、適宜どちらかと。
でも、文脈で分かりますけどね。
転調を転調として度数だけで表示したいということなんだな
理論としては汎用で表示したいじゃない?