日本人には馴染むよな。バルトーク。
同じバルトークなら「44のヴァイオリンの為のDuo」も似た感じだね。
他にはまぁ普通にロマン派聴いておけばいいと思うけど。
カッコイイ系が良かったら、何だろう。
シベリウスのヴァイオリン協奏曲とか、かなw。聴くだけになるけど。
>楽譜とか理論書を読んだ上で理解
これはね。曲を聴いてると「もっとこの曲について知りたい。」と思うようになって
その結果スコアを見ながら聴くようになるんだよ。
>>354さんくすです。
>これはね。曲を聴いてると「もっとこの曲について知りたい。」と思うようになって
>その結果スコアを見ながら聴くようになるんだよ。
なるへそ
「大陸では教会での合唱のために響きの良い完全5度でハモった。
イギリスは島国でへそ曲がりだから4度でハモった」
って習ったんだけど、これはほんと?
以前によく現代音楽(特にペンデレツキとかリゲティ)をよく聞いていたのですが
ああいう作曲家達は作曲する時に音楽理論を駆使するのですか?
もしくは不協和音理論みたいなものはあるのですか?
授業でそのようなものを習うのですか?
または、そのような理論を解説している本などあれば教えて欲しいです。
?ばっかですが、知っている人がいたら教えてください。
なんで音大にこだわってんのかわからんけど
音大生で現代音楽に詳しい人って圧倒的に少ないよ。
クラ板に逝った方がいいよ。板違い。
あっちには現代作曲を手がけてる人がいるから。
彼らの理論というのは自分で作り上げたもので
つまりはそれを個性にしてるわけです。
ペンデレツキはクラスターを駆使してたりするよね。
だからそれをそのまま勉強しても・・・・・と思う。
スコアを見てわかんないレベルなら勉強しても無意味だし。
音大作曲科の現代音楽作曲の講義に潜り込むくらいしか有効な手段は無いでしょうね。
>>358
器楽は少ない。
樂理・作曲は多い。
なるほど。クラ版見てみます。
つまり、『十二音技法』とは、調性的に秩序が無くなった時代に、芸術的な意味での秩序を
再構築した功績があるのですね。
上の話は、時代的には、だいたい第一次世界大戦前後の話です。
第二次世界大戦前後には、その『十二音技法』の概念を拡張した『トータルセリエリズム』や
『群作法』、『トーンクラスター』など、各作曲家がシステマティックな思考に基づいて作曲を
始めました。
これは、一つの流行のようなもので、世界的にシステマティックな作曲が好まれたのですね。
ただ、>>367で説明しましたが、システマティックな物は自己否定性を内包するのが常なので、
これもどんどん崩壊していきます。
…で、現在の状況は、『同時代的な作曲様式が存在しない、各々の作曲家が個人の様式を
呟くような時代』と言えます。
つまり、>>359さんが言ったような
>自分で作り上げたものでつまりはそれを個性にしてるわけです。
なのですね。
非常に無秩序的で、古典音楽への適度な理解がないと分析が難しい状況です。
彼らは音楽理論を駆使している、のですが、その音楽理論の分析はバロックやロマン派の
それとは比にならないほど、面倒臭いんですよね。
なので、バロックなどの古典の勉強が重要視されるわけですね。
拙い説明でしたが、『音楽理論を駆使する』事と、『システマティックな思考』と、『ロマン派の音楽』が
繋がったでしょうか?
>>371
>拙い説明でしたが、『音楽理論を駆使する』事と、『システマティックな思考』と、『ロマン派の音楽』
間違えました。
>>拙い説明でしたが、『音楽理論を駆使する』事と、『システマティックな思考』と、『現代音楽』
の音楽が繋がったでしょうか、が正しいですね。失礼しました。
>>358
>音大生で現代音楽に詳しい人って圧倒的に少ないよ。
それは知らなかったです。
それでは知っている方に変えます。
>>356
貴方の言う音大に通っていた人に該当します。はい作曲科です。
で、質問にお答えします。
音楽理論を駆使する、という表現がありましたが、答えはYESです。
但し、一般に言う音楽理論とはかなり異なります。
まず、機能和声崩壊後の20世紀初頭の辺りからの音楽史を勉強すれば、
詳しく理解出来るようになると思いますが、かいつまんで説明します。
調性音楽が拡張されて、無調音楽に至った事はお分かりになると思います。
その間に隔絶された時間は一つもありません。グラデーションのように変化していきました。
言葉を変えれば、調性音楽は本質的に自己否定性を内包している事になります。
新しい響きの変化を追求したその果てが、無調音楽なのですね。
時代的には、19世紀の終わり頃です。
また、和声以外にも拡張されていった物があります。
それは、楽曲形式です。
19世紀は、18世紀にハイドンやモーツァルトが完成させたソナタ形式を拡張させていった
時代でもありました。
賢明な貴方なら、機能和声崩壊の一部始終との一致を感じることでしょう。
また、音楽に限りませんが、芸術の慣習、性質を理解されていると思います。
言ってしまえば、いつの時代も、常に、すぐ前の時代の技法を必ず利用し、
それに大して僅かな自分の創意を加えるという事です。
長い長い進化です。ただ、これは非常に重要なのですね。
有体に言えば、バロックの時代に不協和音を掻き鳴らす音楽を作っても、歴史的には
何の価値もないのです。
もし、それに対して説得性を持たせようとするのなら、自らの作品で、機能和声の崩壊
までの過程を作り、聴衆にアピールせねばなりません。
そして、自分に追従する作曲家を育てねばなりません。
前置きが長くなりました。では20世紀へと進みましょう。
機能和声が崩壊したあと、作曲家はしばらく『自由な無調音楽』を作っていました。
『自由な』というのは、のちに考案された無調音楽を作るシステムである『十二音技法』に
対しての形容です。
煩雑になるので、ここで『十二音技法』に関して解説はしませんが、乱暴に言ってしまえば、
『十二音技法』とは、それに沿って作れば誰でも無調音楽が作る事の出来る技術です。
このシステマティックな技術は、何かに似ていると思いませんか?
そうですね。バッハの時代に完成された『対位法』と似ています。
19世紀は、色んな技法が拡張された時代だと>>367で説明しましたが、西洋音楽は、
20世紀初頭になって、もう一度システマティックな思考へと推移していったのです。
システマティックな思考……これを技術優位の感覚無視だとネガティブに捉える人は多いです。
しかし、よく考えて下さい。バッハの音楽も、対位法というシステマティックな思考によって
作られた音楽なのです。
端的に言えば、芸術は常にシステマティックな技術とインスピレーションの両輪で成立しているのです。
言い換えれば、秩序の無いインスピレーションの秩序をもたらすのが技術なのです。
沢山レスしてくださってありがとうございます。
大まかな流れはわかりました。自分はシステマティックなのが
好きというか、分かりやすいと思うので、
『十二音技法』『トータルセリエリズム』『群作法』『トーンクラスター』
を学べばある程度は理解できるのですね。
これらの事を解説している本とかはあるのですか?
クラ版のほうも一応、チェックしてみますが、
特に『群作法』『トーンクラスター』に興味があります。
現代音楽 第四章
もっといいスレ
「オリジナル曲を創ってるひと居ます?」
は落ちてました・・・
>音大に通っている、もしくは音大に通っていた人に質問したいのですけど、
音高→音大(ギター科)中退だけど・・んなヤシでもいいなら答えるよ。
ってか、不協和音理論て何? 西洋音楽を基盤に考えての民族音楽は多少やったけど。
あと専攻にもよるでしょ。現代音楽なら婆9例とか煮地代のヤシに聞いた方が早いと思われ。