さて、ここで問題提起。
ジャズで、ハーモニックマイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウというスケールがあるな。
では、なぜメロディックマイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウというものが無い?
解説してみろ
ミクソ-13のこと
たとえばAメロディックマイナーなら
E7-13(9)になるが、G#オルタードの色彩が強く
C#をトニックに暗示する作用がある。
Dリディアン7・Cリディアンオーグメントなどと響きが共通する
Aマイナーに解決するとダサダサ。
メロディックマイナーパーフェクトフィフスビローと
呼ばないのは、これをそのまま使う有名な音楽スタイルが
かつて無かったため・・・慣例の問題。
音の違いは、たったの1つだぞ。その1音が、なぜ重要なのか?
補足しておくと、ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウは「Hmp5↓」とかく。
これは、単純にハーモニック・マイナースケールを並び替えただけ。
Hmp5↓の構成音:P1、b9、M3、P4、P5、b13、b7
導音だから。
>>657
導音とは、CがキーならB音のことですよね?
他ございやせんか?
フィフス・ビロウっていう単語が問題の焦点だと思う。
つまりそのスケールを用いるということは、ハーモニックマイナーに
5度下降して至るということだ。つまり
C-D-Eb-F-G-Ab-B-C-D-Eb-F-G
で、Gからはじまるスケールがそれである。
メロディック・フィフス・ビロウ(長いから略)ということは、童謡に
メロディックマイナーに5度下降して至るということになる。
C-D-Eb-F-G-Ab-Bb-C-D-Eb-F-G
で、Gからはじまるスケールがそれである。
異なるところは>>657の言うところの、主音に至る導音。これが半音低くなっている。
この結果なにが生じるかというと、どこにも減五度音程が存在しなくなる。
従って進行感が弱くなってしまう。
従って用語として取り上げるほどではなくなる。
って自分で書いててもわけわかめ。
CメロディックマイナースケールのEb音とA音は?
しかしなんなんだろうな
同じ7thの部分なのにメロディックマイナだとうまく機能してくれない
ドミナントで9th、b13th入れれば良いだけの話しだけど,なぜそのスケールが
存在しないのかという理由が見つからない。
和声の問題か?わからん。
駄目だ。改名しないために、メロディック・マイナーパーフェクト・フィフス・ビロウ・スケールを
プロフェッサ・スキンヘッド・スケールと名付けることにする。いや、冗談。
ごめん、勘違い。第2段落から書きなおします。自然短音階になってた。
メロディック・フィフス・ビロウ(長いから略)ということは、同様に
メロディックマイナーに5度下降して至るということになる。
C-D-Eb-F-G-A-B-C-D-Eb-F-G
で、Gからはじまるスケールがそれである。
とすると・・・。あれれ?
A→Bb or B
Eb→D or D#
これらを含有するコードはBm、G、Em7である。
どっちみち主調の主和音であるCに解決できない。
いや、むしろ有ってよさそうな気がしるけど。わからん。
というコード進行でCハーモニックマイナーがはまるのもわかると思う。
このG7の部分のコードスケールをGハーモニックマイナーP5ビロウスケールと呼んでる。
コードスケールはそのコードのルートから数えるから「Gなんとかスケール」と
いう名前にしなければいけないからCハーモニックマイナーでなくて、Gハーモニック
マイナーP5ビロウなのだ。
ちなみにメロディックマイナーの5番目のモードには一応、ミクソリディアンb6と
いう名前がある。
ハーモニックマイナーの5番目のモードには特に固有の名前はなく、
そのままハーモニックマイナー5度下げと呼んでる。
多分Bb調に移るのが自然だと思う。上ではあえてB調にしたけどね。
でも、それじゃぁ、パーフェクト・フィフス・ビロウという定義からずれてくる。
すなわちCメロディック・マイナー・マイナー・3rd・ビロウ(G調→Em調)か
Cメロディック・マイナー・マイナー・シックス・ビロウ(G調→Bb調)
になるのでは?
いや、ジャズでは、あえて他の調に行くと見せかけるのはよくやってるはず。
bVIm7-bII7-I など。いくつかの調をゴチャゴチャ混ぜてやるというか。
Cm-G7-CmをCメロディックマイナーで通すのも普通だ。このときのG7の
部分は従来のコードスケール分析では「Gメロディックマイナー5度下げスケール」に
なる(実際にはGミクソリディアンb6と呼んでいる)。
プレーヤー自身はCメロディックマイナーを弾いてるだけかもしれないがコードスケール
とはそういうもの。
それは、皆分かっていると思うよ。ただ、CメジャーキーでもGHmp5↓を弾くし、
先ほどのGミクソリディアンb6を弾く。
ただ、なぜ、メロディック・マイナーパーフェクト・フィフス・ビロウというスケール名が
無いのかという疑問がふと沸いたので。