DX7ってさ、FXの開発の副産物なんだよね。
それはさておいて、F型以前までは結構エレクトーンプレーヤーがエレクトーン使ってレコード出してたね。
それはキーボードとしてもエレクトーンが、
その時々で、当時としては最高の音源を搭載していて(ステージモデルに限る)、
(そのせいで、4年おきにモデルチェンジという由々しき事態となってたんだけど)
ほかの楽器では出せない音をもっていたから。
今のエレクトーンはどうだろう。
・・・何だか、ヤマハ社員か元社員ぽい筆致だな。w
「当時としては最高の音源を搭載」
「ほかの楽器では出せない音をもっていた。」
・・・って、そんなサムい営業用コピー、身内以外使わないって。
それがエレクトーンです。
一般の人間は興味すら持てません。
もはや古典芸能の類ですな。
>>913恥ずかしいけど、うまいこと言いますね。
フュージョンとか、バンドメンバー集めてするのは
大変だけど、ひとりでそれなりに(あ、全然違うよ!って言わないで。
わかってるから)
自分ひとりで悦に入る、という楽器。
「ひとりでそんなにできるの、ふ~ん、
で、いくら?」で、値段聞いて
引いて行くのさ~。
エレクトーンってフュージョンを出来るの?
音量を小さくしてBGMにしたり、
応援団やチアリーダー向けの楽器だと思ってた~。
散々がいしゅつだが。。。
GXは名前はエレだけどエレじゃないよ。シンセだよん。
「ポリシンセの最高峰」もダメも、当時ポリシンセ単体機は存在してません。
詳しくは過去レスをどーぞ。
GXは確かにシンセサイザーだけどエレクトーンとして発表されたのはなぜだろう。
言葉尻をとらえて悪いんだけど、
他に存在してないんだったら、
なおのこと最高峰っていう言いかたでよいんじゃないの?
他のメーカーができなかったことをやっていたのは事実だったわけだし。
むしろ逆で、FXの方がDX7開発の副産物と言うべきか、
厳密には、DX7はGS-1の発展機と言う方が正確。さらに遡ったルーツ的には、
YC-30→YC-45D→SY-1→GX-1→CS-80→GS→DX7てな感じか。
GSシリーズ(エレクトーンではない)って、初のFM搭載機というのに
あんまり話題にもならず売れなかったのか、知られてないよね。
(ちなみにGSシリーズの家庭版が一応エレクトーンFシリーズってことだ。)
で、DX7とFXは発表年度は同じらしいが開発部門が違う。
従兄がヤマハの電子楽器事業部に居たからそこら辺は詳しく聞いたよ。
GS-1が売れなかったのは、単に現実離れした価格設定だったからだと思われ。
世界初のFM搭載キーボードということで、あれが出た時はおお!と思ったが、
銀座ヤマハのショールームに飾ってあるGS-1の¥260マソという値札を見て
正直引いた罠。w
それにあの家具調コタツみたいなルックス(クラヴィノーヴァで復活!)も
当時は奇抜過ぎてついて行けなかった。
GS-1って¥260マソで売ってたのか!?
そりゃ売れないわ。当時のヤマハの営業センスを疑うね。
ヤマハにしちゃ「GX-1の半値に押さえました!」ってか?藁
>>917
電子オルガン作ってた昔のヤマハで、コンボオルガン開発部がA-3出す際に
エレクトーン開発部を割って出て、それがそのままYCシリーズ開発部になり
後にシンセ&エレピを手掛けるLM開発室になったらしい。
実はエレクトーンは誕生してから現在に至るまで、国内外で評価されたことは
一度もなく、それはおそらくハモンドに遅れること40年にも拘らず、
ハモンドの物真似でしかもハモンドに較べるまでもなく電子オルガンとして
使い物にならない音しか出せないからソッポを向かれたのだと思うが、
’70年代当時、焦ったエレクトーン開発部が何とかしてエレクトーンのショボい音を抜本的に変えようと、
遅れ馳せながらSY-1でようやくシンセ開発に手を出したヤマハLM開発室に
エレクトーン名義で作らせたポリ・シンセがGX-1という訳です。
以降、エレクトーンはハモンドの物真似からの脱却を、シンセ機能で誤魔化すという道を
選んで現在に至っている訳だが、結局、エレ独自の音質を改善するということは
遂になされなかった・・・。長文スマソ。
大量生産で、ばんばん売れるような品物ならいざ知らず、
開発のコストと見込み売上高を考慮すると、値段下げられなかったんじゃないかな。
エレクトーン開発部って一体何の仕事をしてるの?
これも従兄から聞いた話。
ヤマハの場合、電子キーボードの技術開発は(「エレクトーン」名義のYCシリーズや
GX-1も含め)すべてLM開発室が行ない、エレクトーン開発部はそれをその都度家庭用へと
エレクトーン化(ステージモデルも含め)してるに過ぎないとのこと。
なぜなら、購入者の殆んどが家庭用として使うので、「楽器」としてよりも家電製品
として売り続けなければならないので、開発そのものよりも、
如何にして「家電“新”製品」を出し続けるかの方が重要な仕事だから。
だから、4年おきにモデルチェンジどころかエレクトーンの新モデルは毎年出てるし、
さんざん既出だが、購入後数年経つとエレクトーンが壊れるのも、ヤマハにとっては
ありがたい仕組みってワケ。
・・・こればかりは、巨大企業の「正当」な論理かも知れないんで異論はないよ。
ただ、大きなお世話だけど、知らない人が多数踊らされてるな~って思うだけで。
>>946
うー、説得力ある・・・
アコースティックな楽器と違って、所詮家電製品だからね。
パソコンとかと一緒だな。それにしてもELは高価すぎるけど。
今、40周年記念のCD聴いてみたんだけど、
ヤスヤさんとか加曽利さんとかはやっぱすごい。
ELで弾いてることを感じさせない。
でも、そう感じるのってどうなんだろ。
これぞ、エレクトーンっていうのを求めるのとは矛盾してしまうような気もする。
いかにもエレ・エレしてるしょぼい人のアレンジ&演奏は論外ね。
昌さんは曲がいいから聴いてて癒される。
>>946
>購入後数年経つとエレクトーンが壊れるのも、
まさに然りだ。
とにかくあのチャチい鍵盤を何とか汁!
買って3年しか経たないがもうガタがきてる。鬱だ。
それからあのショボいプリ&メインアンプと
高音も低音も痩せるスピーカーも何とか汁!
ヤスヤさんはエレ始めたの遅かったみたいだから、
エレ色に染まってない音楽をよく知っていらっしゃる感じですよねー
今度のドリカムとの競演も楽しみです。
一方の加曽利さんは生粋のヤマハっ子って感じですけど、
とても器用にいろんな音楽をこなされますね。
最近はコンサートいってないですけど、
ミュージカル「ファンタスティックス」の劇伴では
かなりリアルなハープ音を奏でられていました。
「まーよく指が動くわねー」って。。。