[EL]シリーズを名乗るエレクトーンの登場により一段飛躍

おすすめ記事ピックアップ

0: エレクトーンちゃんねる 投稿日:2015/10/10 08:29 ID:hw777
エレクトーンの過渡期(?)を経て登場したのが、ELシリーズ。順当に行けば「IS」や「JS」などの型番になると見られていたが、ELECTONEの最初の2文字を型番にしたことで、エレクトーンとしては最終型に近づいたというメッセージもあるのかもしれない。
EL-90 1991年発売
EL-70 1991年発売
ELX-1 1992年発売
EL-87 1995年発売
EL-90がスタンダードモデルの最上級機種で、EL-70になると、2ndExpressionPedalがなかったり、レジストメモリが8個だったりと、機能が削られてしまう。また、EL-87は2ndEpressionPedalなし、廉価版の椅子に変更したモデルで、EL-xx最後の販促型番でもある。
また、ELX-1はEL-90の上位機種で、ステージモデルである。
FS/FX全盛期にHSシリーズが発売されて、現場もかなりの混乱でしたが、ELシリーズの登場はそれに輪をかけての混乱だったことでしょう。実質HSシリーズが主力だったのは4年、教室などでようやくHSシリーズが増えてきた頃に、また新機種か、ということですから。しかも、レジストの作りこみをしても、HS/HXシリーズからの互換性はない。
バブルの時代だったからこそできたことかもしれませんが、メイン機種がめまぐるしく変わる中で、エレクトーンから退く方も少なくなかったと聞きます。
◇音源の融合◇
FS時代からのFM音源と、HS時代でも一部の音色に導入されたAWM音源を融合させ、音質を向上させた。
◇MDR標準装備◇
FS時代から外付けであったMDRを内蔵とし、標準装備となった。これにより、FS時代の最後からHS時代まで使われたRAMパックは使命を終え、外部記憶はフロッピーディスクとなった。
同時に、ヤマハより販売されるレジストデータなどにはプロテクトがかけられ、販売された音色やリズムのコピーは原則としてできなくなった。
◇レジストシフト◇
HS時代に導入された右フットスイッチによるレジスト進行に改良が加えられ、任意の番号に移動できるようになった。これにより、手で変更していたレジストの変更は右フットスイッチに移行、また、MDRが標準装備されたことにより、MDRでレジストの変更を登録(リアルタイム登録)することも一般的になった。
HS時代には右フットスイッチの感度も不完全なもので、一度のキックで2つ進んでしまったり、一方でCSPで組むレジストの変更は四分音符単位という使い物にならない事情もあり、右フットスイッチの改良は当然の内容でもあった。CSPのレジスト変更は、次々のバージョン(ELS-01シリーズ)で実装される。
◇発煙のおそれあり◇
2010年には、電源部コンデンサの液漏れによる発煙のおそれありとして、リコールが発生した。基盤全体を交換するため、交換によって中身が新品になってしまうという事態。
◇MDR-5~USBメモリでの延命措置◇
ヤマハで発売される楽譜のデータも、USBなどでのデータ販売となり、フロッピーディスクでのデータ販売は終了してしまった。これにより、特にELシリーズではデータの販売ができなくなってしまうため、延命措置としてMDR-5と呼ばれる外部記憶補助装置が発売された。
これは、MIDIケーブルに接続して利用するわけだが、通常のMDRに比べてタイムラグが生じたり、一部機能が制限される場合もある。また、フロッピーディスクのデータをUSBメモリに移すためには、ELS-01シリーズにて変換を実行する必要がある。

by aria1103

よく読まれている記事はこちら

スポンサーリンク

こちらの記事もおすすめ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)