ジャズ理論に詳しい先輩諸氏、教えて下さいませ。
たまたま見た動画で気になる部分があったのですが、
独学のオッサンには完全にお手上げで・・・汗
この0:48~0:51(コードが「D7alt→G7alt→Cm11」の範囲)の部分なのですが、
ここのメロディ「~Eb D A E A Gb D Eb~」のEはどう解釈するべきなのかと・・・。
ここのコードはD7altで、しかも先にEb(b9th)が鳴ってるので、
あとからE(ナチュラル9th)が出てくるのはオカシイですよね?
だからといってこのEをEb(b9th)やF(#9th)にすると雰囲気が変わってしまうし。。
インサイドに対するアウトサイドと捉えるべきなのかもしれませんが、
その辺の知識は曖昧なもんで・・・。
どうかご教示宜しくお願い致します。
Eb | – D A E A F# D 「E」 にするとよりその印象は強くなる
てかb9thの後に9th出たから何だって言うんだ
>>400
なるほど、仰る通りにEbをEにしてみたところ、
トライアドの分散を半音上で先取りした感じが強くなり、感覚的に納得がいきました。
ありがとうございます。
もう一点だけ追加で伺えたら嬉しいのですが、
この場合、元からあったEも半音上げて生まれたEも9thですので、
D7altのコードトーンであるEb(b9th)とぶつかっていますよね?
これはフレーズ優先で考えるべきで、コードとのぶつかりは無視すべきなのでしょうか?
b9thの後に9thがオカシイというのは、オルタードから元のスケールに戻るというのが
一般的な理論からすると有り得ないことだと思ったのですが、そんなことはないのですかね。。
失礼しました。。
>>405
オルタードってなってるとb9と#11が使える
実は、Ⅴオルタードだとすると、Ⅰブルーススケール(この場合b6、b2)には混ざらない音でもある。
要はブルーススケールを理解すればオルタードの意味が解かるはず
オルタードが解かれば、なぜ9thがも解かるはず
って思った
すみません、「Ⅰブルーススケール(この場合b6、b2)」とはどういうことでしょうか。。
ブルーススケールでb2とb6というのは一体・・・。
>>405
ヤバイ音でもコードトーンに結びつけて、
つまり「この音はコードトーンが変化したものだ」と感じさせられれば問題ないってのが和声外音の考え方のコアでしょ
例えばジャズにダブルクロマチックアプローチってのがあるでしょう、Dm7上でミb-ド#-レと弾くようなやつね
Dm7にとってこのミb・ド#ってどう考えてもヤバイわな
でもこれら2音はレに密接に関係した音である・レが変化した音であると十分聞けるので正当性を持つわけだ
(もちろん音価が長すぎたり音の配置によっては厳しいが)
「和音を半音上で先取りした感じ」に納得してるなら、
それはレ-ラ-ミ-ラ-ファ#-レってフレーズを次のDb△が半音上がったものと捉えることができてる、
倚和音を理解できてるんだから、表面上のぶつかりに固執する意味があるのか
お前はC△上のミ-ファ-ミってフレーズのファに疑問を感じるか?
いえ、仰る通りですねw
D△がDb△の重力圏に引っ張られて半音下降で解決したように感じたので、
表面上のぶつかりは感覚的には気にならなかったのですが、何せ師がいないもので、
自分の感覚が間違っていないと客観的に判断できるような理論的根拠を欲してしまい・・(^^;
和声外音の捉え方に関するお話も有難うございます、大変大変参考になりました。
ハーモナイズのディミニッシュアプローチをリーピングにしたもの、と考えるのがよいと思われまする
回答ありがとうございます。
しかしすみません、浅学なものでリーピングという言葉は初めて聞きました。汗
ちょっと調べてみますね。
Eを次のAに対するリーピングノートとして解釈できるらしいことは分かりました。
が、やはり「ディミニッシュアプローチをリーピングに」というのが分かりません・・。
本来ならEをディミニッシュアプローチとして処理すべきところを、
リーピングアプローチとして処理するということでしょうか?
>>408
ディミニッシュアプローチをする場合アプローチコードは全音上のdim7でハーモナイズします。(この場合元コードがD7なのでEdim7でハーモナイズされます)
本来ハーモナイズはメロディが全音や半音で隣接してるところにアプローチコードを付加するものですが、
この時にメロディをアプローチコードの構成音に任意に展開(リーピング)することができます。
ためしにこの「E」の音をEdim7の他の構成音「G」「B♭」「C#」にして試してみてください。
回答ありがとうございます。
なるほど、そういうことでしたか。
トンチンカンなことを言ってしまい、すみませんw
そんな解釈も出来るのですね。
ちょっと自分の耳では、GやBbやC#への変更は元のフレーズと感じが変わってしまったのですが、
そのリーピングという方法論の載っている良い理論書など御存知でしたら、
教えて頂けると嬉しいです。大変興味があります。
アウトさせてる。つまり別のコードを想定して乗っけてる。
最初のEb音は前のフレーズから解決した音。最後のEb音はCmの3度で出口の解決先。その後Cトニックマイナーのフレーズへ。
問題の中間部はDトライアドadd9。これをどう考えてるかは本人に聞くしかないが、
簡単なものはBmペンタだという解釈。つまりD7-G7をG7一発ととらえ、Cmの
半音下のフレーズでアウトするという考え方。
回答ありがとうございます。
ちょっと今理解しておりますw
もう少々スレから離れないで頂けると嬉しいですw
んー、大変興味深いのですが、浅学ゆえまだいまいち理解しきれず・・。
G7一発の上でBmペンタを使うところまでは理解できたのですが、
その後Cmへ移る前に、Bmペンタでは理解できない音(Eb Ab F Db Eb)が出てくるのですが、
この辺はどう解釈すれば・・・。すみません。
トライアドやペンタは浮遊して存在できる。もちろん、D7-Db7というリハモを
明確にフレージングした、としてもいいけど。
遅くまで付き合わせてしまってスミマセン・・・。助かります。
ここはBbmペンタと解釈すれば良いのですね。Gオルタード上にあるなら尚更ですね。
D7-Db7となっていたことには恥ずかしながら気付いておりませんでした。。汗
いやーこれまた本当に参考になりました、ありがとうございます。
441です。
ハーモナイズはジャズスタディという本に乗っていますよ~
僕はある方に師事してハーモナイズを教わったのでこの本とは若干違う点もあるのですが、読んでみる価値はあると思います。
おぉ、ナベサダさんの有名なやつですね。
これを機に読んでみようかな。ありがとうございます!