エレクトーンの裏話を一つ。
E-70が発売されたとき、ヤマハは、この機種群(廉価型の-30.-50、スピーカ分離型のEX-1.EX-2)
をハモンドオルガンに替わるポピュラーミュージックの新たなオルガンとしての
位置づけを狙っていた。
事実、トランジスタ発振型の電子オルガンとしては、技術的に最高のレベルに達し、
ヤマハ教育システムからエレクトーンの世間的な認知度も高まっており、チャンスでもあった。
そこで、考えられたのが、大物ミュージシャンにE-70を演奏してもらい、これにより
そのミュージシャンの口からエレクトーンの素晴らしさを語ってもらうという方法案が採択された。
そして、ヤマハ主催で大物による主要都市E-70コンサートが開催されることになる。
大物ミュージシャンとは・・・・・・ジャズオルガンの大御所 ジミースミスであった。
ジミースミスとは、ジャズオルガン界においては、バッハくらいに位置する人物。
まさに、生ける神様を呼んだようなもの・・・・
これに、ヤマハ側は、エレクトーン界では、ジャズ通と自他共に認める沖 浩一がジミースミスの
サポートをすることになる。
ジミースミスとしては、確かに始めて触る楽器ではあったが、極東の一オルガン弾きにすぎない
沖から、いろいろと楽器についてのアドバイスを受けること自体がアホらしかったのだろう。
沖のレバー・ボタン等の説明にいちいち「(I See),too」と連発し続けた。
しまいには、沖も「それなら全てわかっているんだろ」と
「TREMOLO」(ヤマハ独自のロータリースピーカーを作動させるキー)
の説明をしなかった。
結果・・・ジミースミスの演奏家は、何ともアタック感のない、フワフワした演奏で
ジミースミスは、「女・子供の弾くおもちゃ」的な感想を漏らして、後は、一切エレクトーンを
触らなかったという。
以後、ヤマハは大物ミュージシャンの招へいは行わず、この路線は二度と踏襲されることはなかった。
(但し、後のDX-7、SY-77等の宣伝には、著名音楽家を多用していた)
この時、沖がジミースミスの屈辱的な対応にぐっと我慢をして、ジミースミスから、
賞賛の声が出ていたなら、エレクトーンの歴史は変わったかもしれない。
E-70は、国産のどの電子オルガンよりもはるかにジャズに向いていたと思うのに・・・・
捨てるにもお金がかかるから捨てられない(貧乏)
Eシリーズだったら10万だすぞ。(完動品なら)
>>297
E-70は綺麗な正弦波をPCMで生成した初めての楽器。
当時としては画期的な技術。
が、ハモンドなどの既存のオルガンは理屈上は正弦波がでている
ことになっていても、実際は何らかの歪み成分や倍音が付いていた。よってE-70の音は「綺麗すぎ」て迫力に欠けたのでは?
ハモンド独特のキー音もわざと生成していたが、
それも今一だったような気がする。シンセサイザー部分はエンベロープジェネレーターなど
デジタル処理していたと記憶しているが、
その質感もGX-1に比べるとかなりデジタル臭かった。
当時としては画期的でも、今から考え直すと、
いかにもデジタル技術黎明期の、まだ練り方が足りない
未熟な楽器ということだろう。
とはいえ、あれだけの巨大なシステムを当時作った技術力や
表品企画力は今のヤマハより上だと思うが。
人気ある人、ない人とかがあるの?
友達が出てたから見に行ったのだけど下手なのばかりでびっくりしました。
30人位出てて安心して聞けたの2、3人だった。
結構広いところで沢山お客もいるのにさー。勘違い人間が多いのね・・・とおもいました。
エレクトーンがそういう人を製造してるのかしら?
ヤマハ関係者でなくてもコンサートに潜り込めますか?
大昔(25年近く前)、コンサート行ったことがあります。
(有料)チケットを友人からもらって一人で行くと、女の人ばかりでちょっと恥ずかしかった。
道志郎という東大農学部出身の官僚上がりのオルガン弾きで、エレクトーンの草分け
みたいな存在の人でした(現在は、くらしき作陽大学の教授か何か)。
エレクトーン単体の演奏ではなく、ピアノ、ドラム、ベース、ギター、管が4,5本入っていて
どの音がエレクトーンで弾いている音なのか、正直、わからなかったが、ポールモーリア風の
イージーリクニングで非常に聞きやすかった。
後で、道志郎という人は、エレクトーンの腕より、編曲家としての腕が相当あって、ソニーから
かなりの数のレコードを出していたことを知った。
それ以来、何回か、エレクトーンのコンサートに行ったが、ほとんどは×でした。
特に、エレクトーンソロだけでされたおりには、サウンドの薄さ、アレンジの拙さ、
何よりもピアニストに及ばぬ運指、クラシックオルガニストに及ばぬベースワーク
音楽的には見るもの無し!でした。
要するに、楽器としてのコンセプトが中途半端(一台で何でも出来るという)なために
弾き手もそうならざるを得ないのでしょう。
但し、冒頭の道志郎のように、エレクトーンを他の楽器と同列に並べて、アレンジを巧妙に
したアンサンブル的なものならOKでしょう。
尚、最近のことは、知りません。
MIDI、シーケンサーで、これこそ、本当に弾いてるのかどうかわかりません。
わざわざコンサートに行かなくても、ヤマハでFDDを買って、家で再生すれば十分です。
俺も付き合ってた彼女に連れられて一回だけ行ったことある。
200人ほど入る小さなホールに、オバハンばっかり(当時俺17歳)
うら若き、高校生の俺を、化粧臭いオバハン共がジロジロ見やがった。
そして、エレクトーン弾く奴の音楽に合わせて、会場のオバハンもほとんど
全員が左右に上半身を振りやがる!
新種の新興宗教を見ているようで気持ち悪かった。
あっちゃんとかいう愛称で呼ばれて、エレクトーンを弾く女の子の中ではルックスは
トップクラスだった。
自分は、彼女の顔は好きではなかったけど、番組中のエレクトーンコーナーで
あっちゃんがソロを聞かせるコーナーがあり、肉付きの良いムチムチした
あっちゃんの足がクネクネ動くのを見て、一発で、あっちゃんのファンになった。
もう一回、見たいなーー、あっちゃんのムチムチした足。
伊地知 あつこ(漢字忘れた)さんですね。
>309,310
あっちゃんは、大阪の追手門学院在学中に、「おはよう朝日」のエレクトーンで出てたよ。
その前から、エレクトーンの世界では、結構な腕前と評判だったらしい。
あと、あっちゃんは、175センチ近く身長があったと思う(ヒールをはかれてたので仔細不明)
とにかくデカかった。ムチムチの足って言ってるけど、結構な巨体だったよ。
ガタイがでかい分、足も太く、ムチムチか・・・?
わからないでもないけど。
今、40歳をちょっと超えたくらいだと思うよ、未婚か既婚かは不明。
以上、参考までに。
感想・・・大阪城ホールでする、素人の発表会。