拍についてなのですが、
2/2 拍子のテンポ 60 と
4/4 拍子のテンポ 120
とか
3/4 拍子のテンポ 72 と
6/8 拍子のテンポ 144
の間には楽譜の理解や演奏上の違いというものがあるものなのでしょうか。
現状、自分にはこれらの指定は全く同じことを二種類の異なる書き方をしている
だけのように見えています。
主題の部分だけでいいから。
それでもメンドクサかったら「主題の右手部分」だけでいいから
別の拍で自分なりに記譜しなおしてみ。
そんで、その「手を加えた楽譜」使って伴奏してみ。
そこから自ずと見えてくるものがあるハズ。
>>753
記譜しなおす、ってことは記載内容が色々変わって然るべきってことなんですよね。
自分が楽譜について今の時点で理解しているところでは
2/2 拍子のテンポ 60
>> 一小節が「二分音符ならば二個入る」長さ。演奏速度は「二分音符で分間60個」
4/4 拍子のテンポ 120
>> 一小節が「四分音符ならば四個入る」長さ。演奏速度は「四分音符で分間120個」
で、これらは数値的に全く等価なので、記譜しなおすとしても楽譜先頭の拍表記と
テンポ表記以外に変わるところが見出せないという。
音楽理論的な素養がないとダメなのかな。
実際見てみると「先頭で2/2って書いてあるわりに四分音符だらけで何か気持ち悪い」
的な不自然感はありますが、これはあんまり関係ないですよね。
強拍の位置と数の問題
2/4は「ずんちゃ」。1拍目が強く、2拍目は弱拍。歩行のイメージ。
4/4は「たんたったった」。1拍めが強く、3拍目は少しだけ強い。2,4拍は弱拍。
3/4は「ずんちゃっちゃ」。いわゆるワルツ。
6/8は「てぃ・た・た・てぃ・た・た」。一小節に大きな3連符(8分音符3つのセット)が2つと感じよう。
音価(楽譜上の音の長さ)が同じでもビートの感じ方で音楽としては全く変わってくるよ、
というのが>>753さんの言いたいこと。…でいい?
ちょっと待て。そもそもその二つはテンポが違う。
2分音符が2個=4分音符が4個
M.M.60とM.M.120は2倍の違い。
よって 4/4 拍子のテンポ 120 の方が早い。
なんで2分の2拍子で四分音符だらけだと気持ち悪いと感じるのかがちょっと分からない。
例えば4分の4拍子の練習曲で、8分音符ばっかりとか16分音符ばかりだと
やっぱり不自然に感じるの?
○分の の部分はあくまで一拍の基準であって、実際には
一拍を2つ、3つ、4つ~に分けた音符がランダムに並んで音楽を構成するのは当然でしょう。
拍子のことだけども、1つの音符を基準に考えるのではなく、まず音楽の大きなリズムを感じるようにしてください。
拍子というのはそういうことです。
小学校で習ったと思うけど、
2拍子は 強 弱 強 弱 軽快なイメージでマーチなどに使われることが多い
3拍子は 強 弱 弱 強 弱 弱 言うまでもなくワルツのリズム
4拍子は 強 弱 中強 弱 で、2拍子が2つではない 2拍子よりもゆったりとして童謡などに使われることも多い
6拍子も 強 弱 弱 中強 弱 弱 で、これも3拍子が2つではなく、それよりもゆったりとしてる 舟歌など
以下略
指揮をしてみるとよく分かる。
それぞれ全く違う動きをするから。
1つの音の長さがどうとか考えるから、「拍子」を感じられないんだと思うよ。
つまり、○分の● であなたは最初の○に囚われてるんだよね。
そうじゃなくて、あとの●が大事なの。
詳細な説明、ありがとうございます。
自分が何を見落としていたのか、よく理解できました。
拍子表記の「分子」の方は単に一小節という箱の大きさを与えるだけの
パラメータだと認識していたのが最大の敗因ですね。
> 3拍子は 強 弱 弱 強 弱 弱 言うまでもなくワルツのリズム
言われてみれば確かに昔、そういうように習った気がします。
今までずっと忘れていました。
3拍子 vs 6拍子
では話が全然違うんでは。
6拍子ってのは2拍子系だよな。