独学ではじめて1ヶ月ほどの素人ですが、理論とか運指なんかは色々書籍もあるし
まだ何とかなるという気がするんだけど手の形とか鍵盤の叩き方(?)というのが
どうにも分からない…orz
最近、和音の出音が揃わなかったり、音量・リズムが安定しないのがやけに
耳に付くようになって、最大の原因を「正しいやり方で鍵盤を叩けてない」からじゃ
ないかと見ているんですが何か参考になるような情報源はないでしょうか。
>>727
正しいやり方というのはもちろんあるけれど、その前に、「練習が足りない」のが最大の原因だろうね。
音に意識が向くようになったと言う事は、自分の頭の中で正しい音がちゃんと響いてるんじゃないかな?
もしそうなら、自分が納得する音が出るまでひたすら練習だよ。とりあえず今は思考錯誤してみるべき。
と煙に巻いてみたけどぶっちゃけ言うなら、
「貴方の知りたい事は最大限に解釈すると膨大な量になりますので、自分が知りたい要所を押さえて、もっと具体的に書いてください」
ちなみに俺の情報源はグーグル先生。
>>727
まあゆっくりここを読め。
話はそれからだ。
>>727
とりあえず、「鍵盤は叩くもんじゃない」と覚えといた方がいいよ。
基本的に「押し下げる」もの。音が出るのは、弦からで鍵盤からじゃないので
鍵盤は弦にハンマーを飛ばす為のカタパルトと例えた人がこの板に居たけど
その通りだと思う。
シーソーの向こう端にハンマーの頭が乗っていて、
それを下から弦に当てて音を出す。.厳密に言うと違うけど、概念的にはそう。
鍵盤をどのように押し下げたら鍵盤がどのように動き、どのような音が出るかは
自分の体で学んでいくしかないので、その為にも基本は常にppでゆっくり弾く。
スタート時の当面の目標はリラックスしてppでゆっくり弾けるようになること。
ppから入るって初めて聞いたな
それってハノンなんかのメカニカルだけの話じゃないよね?
>>735
別に「何かの為の特別な練習」じゃないよ。
俺はコレがピアノの基本だと思ってる。
表現力という意味でもメカニック的意味でも
と言うか二つが別の事だ、別の練習が必要だとは全く思わない。
表現力を妥協無く追求すればメカニックは自ずと伸びているはず。
でも逆はあんまり無いと思う。
クラシックを習得するという前提で、ひとつ言えることは
鍵盤を弾く指ができてないうちからピアニッシモで曲を弾くことはおすすめしません。
ピアノを弾くということは、音の強弱だけでなく曲のリズムやテンポ、音階も
同時に習得するものなので、ピアニッシモで(ゆっくり)弾くことにこだわって
しまっては木を見て森を見ないのと同じことです。
習っていた頃、指をコントロールするための練習としてはフォルテを多用しました。
個人的な考えですが、初心者にはこちらの方が近道かと思います。
乱暴に言ってしまえば、ffで弾けなければppも弾けないんです。
これは、実際に中級ぐらいにある人ならわかると思います。
>>738
ppやpppで粒を揃えて美しい音を出すのはとても難しいよ。
私もそう思います。
>>737さんのレベルならちょうど良い習得法でも、全ての人にそれがあてはまる
とは限りませんよね。
>>739
基本的に議論する気はないので言いっぱなしで申し訳ないが、
まず第一に指が出来るってのは、
今まで使われてこなかった指先の神経が目覚める事だよ。
リハビリに似てるけど、力を入れる事が出来なかった所に
力を入れる事が出来るようになること。
んでコントロールするのは指じゃなくて鍵盤だよ。
フォルテ出すのに大したコントロールは必要ないでしょ。
pp出すのが難しいってのはそういう事じゃん。
コントロールを要求されるから難しいんでしょ。
むしろppを楽に自由自在に弾けるようになればff出すのなんて簡単だよ。
筋肉が最大限の仕事をしてる時ってのは感覚的には一番鈍い時だよ。
指先に強い衝撃受けてる時に細かい感覚は全部飛んじまう。
音がでかいと、1つ1つの音が聞き取りにくい。
だから基本ffで練習するってのは色んな意味で効率が悪い。
まあ各々が自分の固定観念を信じてやるしかないだろね。
いい加減に速く弾くより、ゆっくりしっかり弾くことが大事
と、このスレ見てて思った。
例えば、鍵盤の支点の位置を意識しながら弾いてみる、とか。
漠然とした質問にもかかわらず色々教えてくださった皆さん、どうもありがとうございました。
まだまだ知らないこと、できていないことがいくつもあることが改めて分かったので少しずつ
地道に取り組んでいくことにします。
ん?
2つが別の事じゃなく、別の練習は必要ないと思ってるのに、
逆はあんまりないってどういう意味?
ppが基本っていうのは極端だけども、ppやpppで粒を揃えて
美しい音を出すのはとても難しいよ。
和音が揃わないってのは鍵盤の動く速度が一様ではないか
タイミングがずれてるかどっちかって事
指の力を一様にしたら、鍵盤が一様の速度で下がるのかっつったら
そんな事はないんで。指のポジションってのは曲の中で千差万別なんで。
要するに問題は指の鍵盤に対する感度。タイミングの話も同じ。
だから、指がどうなってるか、どう動いてるかなんてものに意識を凝らしても
それは無意味。
練習するべきなのは鍵盤がどう動いてるかを感じ取る力を付ける事なんで
まあつまりゆっくり=ppって事だわね。
あと習慣になってしまった無駄な努力を捨て去る事ってのは、
人間の学習の中で一、二を争う難しさなので、まあそういう事も念頭に置いておくといいね。
どっちがいいか、なんて決めようとするのは極端な考え方だと思うぞ。
自分は音大卒業してるけど、ID:Hpc7Q3hhのおっしゃることには
ほとんど同意する処がないですね。
というか、何を言ってるのかよく分からない処も多々w
別に彼を説き伏せる気はないけど、他の方の参考になれば・・・・
742のおっしゃる通り、両方練習するのが大事。
両方というか、自分はppp pp p mp mf f ff fff とあらゆる強さで練習するよう
先生に指示されたよ。
ppp や pp のときは指先(第3関節から先)だけで弾くことが多く、
fff や ff のときは、上半身全部を使って弾くこともあるので、
どっちが弾ければどちらも出来るなんてことは有り得ないよ。
先述の通り、ppp や pp はより繊細なコントロール力が要求されるので
非常に難しい。
響きのない、ただ弱いだけの音になってしまったりというのもよくあるパターン。
但し、繰り返しになるけど、使う筋肉や身体の部位が違うので、
どちらか出来れば他方が出来るなんて関係ではないよ。
和音が揃わない件については、729さんとほぼ同意見だけど、
他に、初心者の人は特に指間が開かないのが原因で悪戦苦闘してるケースもあるよ。
指間が思うように開かないので、開こうとして手首に力が入る、
手首に力がはいると、腕も指も固まってしまい、コントロール力が極端に低下するので
同時性を実現するのが難しくなる。
技術段階にあった教材をやれば最初から難しいポジションや広い音程を要求されるような和音は
出てこないけど、大人の人が好きな曲を弾いたりすると、今現在の技術段階より
かなり上の技術が必要な和音などが出てくるので、そうすると大変だよね。
空いた時間なんかに指間を開くストレッチをしたりして少しずつ指の可動範囲を広げるといいよ。
ただし絶対慎重にやってね。
無理したら一発で傷めるから。
> 習慣になってしまった無駄な努力を捨て去る事ってのは、
> 人間の学習の中で一、二を争う難しさ
同意できるのはこの部分だけだが、非常に重要なことだ
独学の挫折は全部これだから
結局、ただの妄想でなければ自分の経験値でしか語れないからね
その人にとってはそのやり方が良かったってことでしかないよ
ちなみに俺の経験値では
ハノンを使用したことは役に立った
・指の独立(薬指と小指の強化)、音の粒を揃えるためにはfで弾いたり、
始めの方に付いてるリズム練習を多用する(最初はメトロノームを使用)
・指の間を広げるために、アルペジオの練習(これもリズム練習を取り入れる)
初歩のバイエルとかやってた時は、実際に出せる強弱のレンジなんてmpから
fぐらいしかないw
pp以下を満足いく形で出せる様になったのは相当弾きこんでからだったな
連投スマソ