あの、長音階と短音階ってどうやって分けているのでしょうか?
本を見たら明るい感じと暗い感じというだけで分けていたのですが、数値的な根拠は無いのでしょうか?
また、調合の決め方がイマイチ解らないのですがアレはどうやって決めているのでしょうか?
曲の感じで決めているのでしょうか?そうすると、かなり聞きなれてないと作曲ができないでしょうか・・・(つД`)
本当に本読んだのかな?
分からなかったらもっと本のグレード下げて
初めての作曲系のを見たら良いよ
>>520
>数値的な根拠は無いのでしょうか?
あるに決まってる。
それは幻想
長音階と短音階を分けているのは単なる音程関係だよ。
・純長調
・和声的長調
・旋律的短調
・和声的短調
・純短調
とまあ、機能和声理論の範囲で語ろうとすると、こんな感じで分けられるかな。
「全全半全全全半」(←これは純長調)とか小学校の頃に勉強したでしょ。
「暗い-明るい」の響きに関しては、単に言葉の表現の問題だよ。
人間は五感のうち、視覚が最も発達している動物なので、目に見える印象を
音階に響きに当て嵌めたのでしょう。
進化によっては、臭いとか甘いとか色々あったと思うよ。
重要なのは、純長調と純短調とが、唯単に対照的な響き、情緒を持っている
ということだな。これは既に16世紀にツァルリーノが「Istituzioni harmoniche」
でも著している通り、ある意味の和声的二元論の基礎なわけで、今更疑問を
持っても仕方が無いこと。
三角形の内角の和が180度な事を証明せよ、と問われて、この世における完璧な
三角形の存在を疑問がるようなものだろう。
見つかっています。
トニックのみに反応する細胞、ドミナントのみに反応する細胞、
サブドミナントのみ、サブドミナント・マイナーのみ、というのも
見つかっています。
特定のモードに反応する細胞も見つかっています。
さらに、特定の音程が順次進行した場合にのみ反応する細胞もあります。
これらが総合的に組み合わされて、音楽の味わいを感じているのでしょう。
民族によって音概念の差がある。
ところがだね、最近知ったんだけどね、こういう実験やったんだって。
日本の小学校で合唱をやる前、C -> G7 -> C っておじぎやるじゃん。
西洋音楽をまったく聴いたことのない 53 の未開の民族に、キーボードで
これを演奏したんだそうだ。でも、途中まで。
C -> G7 と弾いて、「はい、お疲れ様~」みたいな意味のことをいって
解散してしまう実験。
すると、どの民族も例外なしに、「まだそれ終わっていないでしょう」と
誰からともなく言い出してきたそうだよ。
T -> D -> T は、とりあえず人間に普遍的な感覚なのかもしれないと
いう論文があるそうだよ。
学者じゃないから読んでいないけど、クルド音楽の研究者のセミナー
で詳しく説明を聞きました。
>>537
T -> D -> T 進行の実験はしてないのかなぁ。
ちなみにそういうのは実験環境にもよるんじゃない?
民族によってはC -> G7 -> Cと弾いても
「まだそれ終わっていないでしょう」という香具師が
多い場合だってあるんじゃないの?
ブルース全盛時代のアメリカだったら
そういう人間が大半を占めてもおかしくないんじゃ・・・。
長音階に反応するニューロンネットワークなら可能性がある。
というかそういうものがあるとしないと民族によって音概念に差が
生じ得ることが説明できない。
ドミソを聴かされた後にシとファを含んだ和音を聴かされたら
「いや~ん。そこでやめないでっ。」
という気持になるのは納得できるなー。
よほど厳しく吟味してからでないと下手なことは言わないほうがいいと思う。