前から気になってたことを書きます。ageついでに。
クラシックなどの曲の調の選択はどのように決められるのでしょうか?
同じ、マイナー調でもキーによって暗く聞こえたり明るく聞こえたりする事を
考慮して選択していると聞いたことがあるのですが本当ですか?
楽器によっては演奏しやすい調があるのは分かりますが、オーケストラなど
はどうなのかなぁーと。
>>223
>同じ、マイナー調でもキーによって暗く聞こえたり明るく聞こえたりする事を
>考慮して選択していると聞いたことがあるのですが本当ですか?
その通り。でもどのキーのどの調がどう聞こえるかなんてのは
その作曲家の単なる思い入れであって、べつに客観的な必然性があるわけではないよ。
すべてのクラの作曲家が調のイメージに敏感なわけでもないし。
なるほど。絶対音感がある人は私のような凡人とは違った聞こえ方をしてるのかもしれないのですね。
本当よ。同じ疑問を友人にもされたので書いてみたの。
でも、絶対音感なくても
調性によって楽器の音色は影響を受けるよね。
金管管楽器とかは顕著だと思う。
ピアノでフラットが増えると柔らかく聞こえるのは
なぜだろう?
♭が7個付いたら?(藁
まさにそれが謎よ。
フラットがつくと柔らかく聴こえると
ピアニストも思い込んでるから
柔らかく弾くから。
( ・∀・)< A = 415 Hz のときの As dur と、A = 440 Hz のときの G dur は、同じに聞こえるんですか?
( ) \_______
プ>| ⊃|
(__)_)
durてなんね
dur(ドイツ語) = major(英語)
moll(ドイツ語) = minor(英語)
C Majorの曲のキーを落としてB Majorに、その次にB♭Majorに、そしてA Majorに・・・・・
そういう推移で、音程が落ちて行くと、緊張感が薄れるから、柔らかくなるというのは
納得いくんだけどな。
CMajor 無
BMajor ♯5
B♭Major ♭2
(A♯Major ♯10!)
AMajor ♯3
A♭Major ♭4
(G♯Major ♯8)
GMajor ♯1
以下、面倒なので略。
相関ねーな(藁
ちなみに、♭を増やすというのは、5度下(C→F)ということになるので
柔らかいといえないことはないんだが・・・
4度上と考えると、硬くなりそうな気がしないでもない。
F♯MajorとG♭Majorは♯6と♭6で柔らかさは両極端だが
おんなじ高さだぞ。
マジに考えるとだな・・・・
CMajor(♭無)とFMajor(♭1)を比較すると、
CMajorで使ってFMajorで使わない音 B
FMajorで使ってCMajorで使わない音 B♭
BとB♭ではB♭の方が音程が低く、音が柔らかい。
よってCMajorよりFMajorの方が柔らかい(暗い)印象になる。
♯に関しても同様の言い方で FとF♯を比較し
CMajorよりGMajorの方が硬い(明るい)印象になる。
なんて思い込みしてるんだろう。
だがな・・・・ CMajorのBとFMajorのB♭は役割が全然違うのだから、
これは全然意味がない。
もう一つの考え方として、純正律と平均律の問題。
純正律等の古典調律はキーが変ると調律しなおさないとだめ。
CMajorの純正律で調律された鍵盤楽器で、FMajorやGMajorの
スケールを演奏すれば印象はかなり変る。
だが、現在の鍵盤は平均律なんだよな。この場合、
CMajorとFMajorの違いは音程の高低だけの筈なんだよな・・・・
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あと・・・・現実問題として、音色は音程によって変ってくる。
B♭管の金管でB♭Majorのスケールを演奏した場合と
F Majorのスケールを演奏した場合では音色が
違ってくるから、当然印象は変る。
でも、通常、調性云々の話は、ピアノで話すことが多いので
この話は除外した方が話が混乱しないと思う。