まったく音楽理論知りません。
で、耳できいた感覚で、おお、この音の音階なかなかステキな響きだねとおもったスケールが
あるとします
その音の並びも、音楽理論的に分析したら、いずれかの理論に当てはまるものですかね?
また音楽理論に当てはまらなかったならば、そういった類のものはどう、評論されるもんでしょ?
言語、言語文法と同じ理屈なものですかね?
>>173
> その音の並びも、音楽理論的に分析したら、いずれかの理論に当てはまるものですかね?
世間のいわゆる「音楽理論」ってそんな人間がどう感じるかだとかそういう部分にまで踏み込まないんじゃないのかなぁ…。
中学で英語の文法とか構文をいろいろ習うじゃん。この形は仮定法だとか、これが比較構文だとか。
んで、実際の英文を見ると、「ここに、仮定法が使ってあるね」「ここに比較構文が使ってあるね」とはわかって、書いてある意味は、
わかるかも知れないけど、その英文から、我々が何故感銘を受けるのかについては、英文法は全く何も教えてくれないよね。
音楽理論もそれと同じなんじゃないのかな。
>>173
この曲で使用されるスケールは西洋音楽にもジャズにもインド音階にもアフリカやアジアのどの音楽でも
私の知る限り全く使われていない珍しいスケールで用法もかなり特殊である
上行形は三種類あり下降系は六種類あり曲中では一切転調していない
上昇下降にどのスケールが使われるかは開始音と終始音のインターバルによって決定される厳密な理論があると作曲者は解説しているが
演奏された音楽からそれを聞き取るのはかなり困難である
作曲者が演奏に使用する楽譜には1~2小節ずつモチーフの断片がバラバラに書かれているのみでかなり即興性が強いようだ
この作曲者の性格からしておそらく厳密な理論などは存在せず批評家を煙にまくための単なるフカシであると思われる
だがこの曲の美しさについては分析するまでもないだろう
>おお、この音の音階なかなかステキな響きだねとおもったスケールが
そういうのはたいていスケールというよりフレーズだね。
>その音の並びも、音楽理論的に分析したら、いずれかの理論に当てはまるものですかね?
耳の精度が訓練されてれば、たいていはあてはまる。
>また音楽理論に当てはまらなかったならば、そういった類のものはどう、評論されるもんでしょ?
ステキなものを別の場面で再利用できるように使い方を一般化するのが音楽理論の
大部分だよ。そうやって広がってきた。理論から具体的な音が生み出されたという部分はあまり
多くない。数式を応用したものとか人工スケールとかもあるけども。
音楽理論なんて、後付けで出来たものなんだし、世の中の気持ちいい音楽は全て説明出来るかと言えば、不可能だよ。拡大解釈すれば出来ない事もないけど
ドビュッシーが当時の理論だけで作ってたらあんな音楽出来てないし。
音感 > 理論までたどりつけないと思う。
音楽理論は後付けだから~とよく聞くが理論が事象より後に出来るのは自然科学でも当たり前のことだろう
理論だけ先に作るなんて理論物理学ぐらいで理論と呼ばれるもののほとんどは事象が先にある後付けの理論ではないか
後付けだから説明できないというなら化学も医学も力学も説明不可能ということになる
後付けだからそれが未来永劫に説明不可能なものであるという論理が成立するならあらゆる理論が成立しない
現状の音楽理論があらゆる音楽を説明可能できてないことは明らかだがそれが未来においても不可能かはまた別のこと
音楽理論を勉強しない理由にはなるが
>>180
> 現状の音楽理論があらゆる音楽を説明可能できてないことは明らかだがそれが未来においても不可能かはまた別のこと
いわゆる、音大で教えるような音楽理論の扱う範疇って、たぶんいまのままこの先もずーっと行くんじゃないのかなぁ。
たぶん100年後も、導音がどうだとか、三全音がどうだとか言ってると思うよ。さすがに1000年先とかは知らんけど。
他の分野(心理学とか認知科学とかetc)で進歩があって、それが音楽の理解に貢献することは多々あるだろうけど、
そこまで含めて音楽理論とは言わないんじゃないの?たぶん。
使えば使う程白人的、西洋的な音楽になるんだから、あくまでも
旋法の一種にすぎないのでは。
ドミナントモーションはトニックに進行する力を感じる、とか、
理論先行だと「感じる」というより「感じろ!」「感じるべき!」「感じない奴はバカじゃネーの?」
と言われてるような気がするか。
被害妄想とも言うんだろうけどwww
その基準が西洋音楽、としたらアジア人はもっと拒絶するのかね?
これだけ西洋音楽が蔓延してるんだから、何を今更?って感じだけどな。
理論も時代考証すると面白いけどな。
今じゃあまり耳にすること無くなった教会音楽の理論なんて、
結構新鮮だったりする。
結局、その時代でよく耳にする音楽の「平均値」を体系化してると思えばいいんじゃね?
50点なんだよ。理論が100点だと思うとムカつくけど、
万人の平均的な感じ方だと思えば気も楽だろ?
雅楽とかやってるけど、雅楽でもいわゆる西洋音楽の機能和声やモードで
理論を応用できるよ。
西洋音楽が世界的に広がっているのは、万人に受け入れられるセンスだから
じゃないかな。
音階自体が12音階ではないインド古典音楽なんかだと別だろうけど、それでも
周波数を元に音階が構成されてるからやはり応用できるんではないかと思う。
そっちはほとんど知識無いから勘での物言いだけど。
雅楽ってトーンクラスター的にしか聴こえないんだけど機能和声的なものがあるの?