癖なんてものは、先生についていたってつくもんだよ。
自分は音大出で、今まで10人以上の先生に師事したけど、変な癖つけてるぞw
演奏時の姿勢、フォーム、脱力の成否などをきちんと指導出来る先生なんて
日本では限られた僅かな方しかいないよ。
前の方がおっしゃるように、癖がつくのはピアノを弾く限りついてまわるので
ハノンだけに限った話ではないしね。
そんなことより、自分で楽しむためにピアノを弾いてるんじゃないの?
癖がついてないかどうかなんてびくびくしながらピアノ弾いてて楽しくないでしょ。
本気で悪い癖をつけなくないなら、独学では無理。
自分で相当なリサーチを重ねて、しかるべき先生に長期間師事しないと無理。
それより、楽しく音楽を奏でることに集中したほうが有意義なんじゃないの。
ピアニストになるためじゃなく、自分の豊かな人生にピアノが必要だと思ったからピアノやってんでしょ?
あと
>曲を弾くなかでハノンの練習の効果は限定的であり
これもまるで出鱈目だね。
どんなエチュードや教則本でも、何を使うかより、
どう使うかが大事。
ハノンそのものは非常に有益な教則本のひとつ。
あとはそれをどう使うかの問題だよ。
>>791
>どんなエチュードや教則本でも、何を使うかより、
>どう使うかが大事。
>ハノンそのものは非常に有益な教則本のひとつ。
>あとはそれをどう使うかの問題だよ。
教則本やハノンはどう使えばいいの?
俺、独学でやってるから真面目に教えて欲しい
まず、どうして弾け無いのか
原因を自分で考える所から始めれ
>>792
まず、どれをやるのか、という問題と、どうやるのか、という問題があるよね。
どれをやるのか、というのは794の言うように
自分にとって効果があるもの、あるいは自分にはこの技術が足りない、苦手だ、
というものを抜粋して弾くというのも方法。
本当は巻末の指示にあるように、1日1回全部弾けばいいのだろうけど、
忙しい大人には現実問題無理だしね。
あと、どうやるのか、というのはどういう練習をするのか。
例えば最初の1番の曲1つにしても、巻頭にのせてあるリズム練習をしたり、
変則アクセントをつけたり、強弱を変えたり(全部f、ff、mf、mp、p、ppなど)
これらの内容を今度はスタッカートでしたり、調を変えてやってみたり、
最高音、あるいは最低音を保持音にしてみたり、メトロノームで自分のマックスまで速度をあげるetc.
考えられる限りの色んなパターンで練習して、やっていくうちに
このパターンが苦手だとか、このパターンをした後指が動くようになるというのが
自分でも分かると思う。
そのパターンを普段の練習の中で重点的に繰り返しやったりする。
自分ももう30年以上ピアノやってるけど、まだハノン使ってるよ。
自分の場合は、pp、ppスタッカート、移調(半音ずつあげていく、あるいはCis dur、cis mollでやる)
を日常の練習に組み込んでる。
>>800 >>801
とても丁寧にありがとうございます
ピアノ暦30年とかすごいっすねw
自分まだ4ヶ月ですんw
バイエル85番でやめて
ブルグミュラーとツェルニー30やってることっす
ブルグはちょうどいいと思ってるんですが、ツェルニー30はまだ早かったかな?
と思い始めてるとこでして。所々指がしっかり動いてくれなくて
綺麗に弾けない部分があるんですよ
まあ独学なんで、ちゃんと習ってる人に聴かせたら
ツェルニー30に関しては全然弾けてない! とか言われそうですけど
でもね、個人的にツェルニー30はある程度形になってきたら、
「 おお!!こんなに弾けるようになったw 」なんて自己満足したりして
モチベあがったりするんですよ。 まだ1番ですけどww
>>807
いやいや、自己満足、素晴らしいと思いますよ。
そうやって気分が高揚したり、嬉しくなったり、自分が楽しむために
ピアノや音楽があるんだと思いますしね。
>>808
率直にいって、そこまで厳密に脱力というのを訓練してるピアニストというのは
あまりいないと思います。(プロの方でも)
特に日本の場合、長年「早く、強く」が良しとされてピアノ教育が行われてきたので、
自分も脱力というのをきちんと学んだのは、音大出てからというw
もし脱力や正しい奏法について出来る限り知りたいというのであれば、
永冨和子先生の著書をお薦めします。
永冨先生はコルトーの高弟に直々に師事された方で、コルトーメソッドを専門課程で学ばれた
素晴らしい先生だよ。
自分なんかよりずっと上手く説明してくれてるし、指の力をつけるための練習方法ものってたと思う。
タイトルは確か「もっと楽にピアノは弾ける」とかだったかな・・・・
これは続編だったか・・・・w
数冊著書があるんだけど、どれも素晴らしい本で、基本の姿勢から、構え方、アルペジオや同音連打など
テクニック別に弾き方を解説してくれてるから、脱力興味ねーっていう人でも独学の人なら充分役立つと思う。
別に永冨先生のまわし者じゃないんだけどねw
かさねがさねありがとうございます。本さがしてみます。
>>809
本をネットで注文しました。
こうすればピアノは弾ける
もっと楽にピアノは弾ける
の2つです。
紹介ありがとうございました。
また分からないことがありましたらおねがいします。
抜粋して弾いたりするんじゃないの?
俺はそうやっているけど?
暗譜すればある程度すらすら弾くことはできるのですが
初見でもある程度弾けるようになりたいのでこの音符はこの鍵盤
という覚え方をやっているのですが
中級者くらいになると大譜表でも普通に上の段と下の段の音符をどの鍵盤かわかるようになるんですか?
ならないと初見できねーじゃん
ただ、勘違いしてはならないのは、どんな教則本でもそうだけど、
これさえやっておけばいいという魔法の万能薬は存在しないということ。
自分はメカニカル練習は、コルトー、ハノン、ピッシュナを繰り返しやってるよ。
先に癖をつけないなんて無理と言ったけど、
最低限、メカニカル練習をする際には余計な力を入れないように注意するといいよ。
余計な力というのは、肩、上腕、肘、下腕、手首、親指などに入りやすいので注意ね。
特に親指の力を抜くというのは、意外に難しく、そして多分君たちが思ってる以上に重要なことなので
頭のすみに覚えておいてね。
あと、打鍵の際になるべく指だけの力で弾くこと。
とくに4、5の指は生来弱いので、手首や腕の力を借りて弾いてしまいがち(特に大きい音を出したいときなど)
メカニカル練習の際、指の力だけで弾くことを心がけて毎日コツコツやっていけば、
指の力もついてくる(何年もかかるけどね)
>>801
後半みたいな注意点が特に聞きたい部分でした。ありがとうございます。
今手首や腕の力を使ったり、指を上げてから下ろす癖がついてるみたいなのでなるべく常に鍵盤に全ての指が触れるようにして弾いてるんですが、
こういうやり方でいいでしょうか。
>>802
腕の力を使うなとか、脱力しろとか、言うは易しで行うは難しなんですよねw
おっしゃるように鍵盤に全ての指が触れている状態にしてから打鍵すると、
打鍵する際の雑音が限りなく少なくなるので、それを推奨する先生もいるよ。
でも、じゃあそれで腕の力を使わずにすんでるかというと、それは残念ながら別問題だし、
全てのケースでその奏法が使えるかというと、実際問題は無理です。
自分の拙い文才では文章にするのは非常に難しいのだけど、
一度全神経を集中して肩から手の甲までの力を完全に抜いて、ひとつの指でひとつの音をぽーんと出してみて。
鍵盤を叩こうとか押そうとかせずに、指を下にただ落とすだけの感覚で。
ぽーんと綺麗に音が出なかったら脱力できてるはずw
こういう言い方をすると気を悪くされるかもしれないけど、きちんと訓練してない人が
完全に脱力して指の力だけで音を出そうとしても、最初はまず出ない。
特に4や5の指は音が出しにくいし、4の指に関しては動かすことさえ難しいと思う。
これが脱力の感覚だけども、ここから指の力をつけるための訓練をして、
さらに出す音の粒をどんな時でも揃えていく作業というのは、本当に気の遠くなるような
辛く、厳しく、長い道のりです。
だからほどほどにw
>>805
大変親切な説明ありがとうございます。
脱力に関してですが、出来てる人と出来てない人は練習方法が違うのでしょうか。
意識をずっとしてたらそのうちできるようになるものなのかなあ。
なるべく力を抜いて弾こうとしても鍵盤に指をひっつけながら弾くといつもより力が必要な感じがしますが、とりあえずこの奏法で当分いこうと思っています。