227: ドリマトーングレードテスト 投稿日:2009/11/15(日) 17:56:31 ID:rt3NSwFj
自分が習っていた教室で使用していた機種は、昭和57~58年頃のRR30です。
レジスト機能はないのはもちろん、オーケストラやシンセサイザーの機能もなかった。
なんせ、ボタンが照明スイッチみたいにON・OFFするデカボタンでしたので。
平成2~3年にSR1500システム(ボディーカラはブラック調)に変えた。従来の機種は横にそっちのけされていた。
ずっと同じ会場でグレードテストを受けてきたが、会場におかれている機種が8級を受けた時から同じ部屋にSR1500シリーズ(木目調)が何台か並んでいた。
それまでは、前述のRR30やそれらと同年代の機種でレジスト機能がない機種や、自分が使っていて今でも家に眠っている昭和60~61年頃のRR40など何台か並んでいた。
演奏した曲はドリマトーンジュニアソロアルバム(P66~68)に掲載されていたアマポーラだった。その曲を演奏する時にRAMカードを使用した。
テスト当日、どの受験者を見てもRAMカードを持ってきていた。自分がテスト当日持参したカードは決して自分専用でも講師の物でもなく、教室の機種に付属で付いていたカードをお借りしただけである。
曲の途中(ちょうどP67~68にかわる所)でメロディーの音を変えるためにあらかじめ設定した音に変えるために使用した。
決して自分自身からレジスト機能やRAMカードを使いたいといったのではない。講師が使おうと言ったのである。
もしかして、KAWAIが何としとしても新機種を普及させるために教室や講師に働きかけて導入させたのではなかろうか。
楽譜は、講師がコピーして配布してくれたが、エレクトーンの楽譜だった。たぶん、月刊エレクトーンのような物だった気がする。
やはり、当時はレジスト機能や自動伴奏機能が普及していないので、当然、上段が上鍵盤でメロディーライン、中段の下鍵盤と下段のベースラインで伴奏という表示形式だった。
今、エレクトーンの楽譜の表示形式は三段構成ではなく、メロディーライン一段だけでそこにコードやレジストの呼び出し番号などが書いてあるだけには驚いた。
その通りに演奏しても、やはり、原曲と程遠い感じの編曲・曲調だった。
しかし、エレクトーンユーザーからみてドリマトーンユーザーはどのようにみえるのだろうか。例えば、なぜ、わざわざマイナーなものに手をだしのだろうか。
レジストデータによる自動伴奏に頼らないでピアノみたいに主要な伴奏ラインを全て自力で弾くことを原則としているから難しそうだが、うらやましくみえるのだろうか。
ドリマユーザーは自ら誇り高く自己満足しているだけにすぎないようにみえるのだろうか。
エレユーザから見ると、よくわからないというのが本音。
レジストの自動伴奏についても、エレユーザ的には、
初心者用(誰でも簡単にすぐにかっこよく)
や、デモ用(一人楽団)の補助的な意味合いでしかなく、
中級以上はデモなどウケ狙い以外は、まず使わない。
どちらかというと、テクにトーンが撤退した今、ドリマやアトリエも
同じ電子オルガンなので一緒に普及に頑張ってほしいのが本音。