それで培った音楽的な勘と知識で聞き覚えの曲をC転調でポピュラーピアノ風に仕上げて
適当に弾ける振りする事くらいは既に出来ます。ただ譜読みやパッセージは弱いです。
大人向けの本は音楽的素養の無い人が対象ですし子供向けの本はこれまた
色んな意味でキツい。指板上の知識を上手く鍵盤上に展開しつつ譜読みと指使いを鍛えて
ツェルニー30番の入り口くらいまで導いてくれる本があったらそれが理想です。
ギタリスト人口ってかなり多いんだからあってもよさそうなもんなのになぁ・・・。
そんなに変わらないうえギターとピアノはどっちもコード楽器の側面が強くて
管楽器や打楽器に比べるとかなり応用利きます。という訳で自分の頭でなんとか
結びつけてってるんですけど、こんなに応用きくなら既にプロが系統立てて
まとめてくれてないかなと本を探してるんですが見つかりません。
コード関係のピアノ教本なら色々あると思うけど。
ただ正直そこは>>202の通り勘で何とか出来てるんです。ただそこから譜読みと指を
鍛えようとすると子供向けしか無いんですよね。難しいもんです。
クラシックギター歴30年だけど、ピアノで通用するのは譜読みくらいしかない
技術だけじゃなく音楽語法も違うから、下手に技術を流用しようとするより最初からやり直した方が早い
ただ、指の拡張と独立性はある程度持ち込めたように思う
というのが、ピアノ歴3年の自分の感想
技術面の教材:バーナムピアノテクニック導入編~
音楽面の教材:やさしめの小曲集(プレインベンションなど)
勧めるとしたらこんなところ
ザ・ジャズピアノとかがいいじゃないかな
ハノンの39~42あたりはメタルギターの速弾き練習と驚くほど似てる。
ハーモニックマイナーの上下行とかコードのスイープアルペジオとかな。
あと指を広げる練習でもチキンピッキングやスキッピングと同じフレーズが出てくる。
80年代にネオクラシックって呼ばれる人たちがクラシック音楽のフレージングを
取り入れて定着させてったんだけど彼らはピアノも弾ける人が結構居たよ。
確かにギターとピアノじゃ手先の技術は違うけどそういうフレーズの粒立ちを揃えて
人に聞かせられるレベルにもってく経験ってのは勘所として活きるんじゃねえかな。
大人も子供も関係無い。
ギターやってようがバイオリンやってようが
ピアノを弾く指を持ってないのだから、初心者用の練習が必要。
最初は指が動かないから、音の少ない単純なメロディーから練習するので
そういった簡単な曲=子供向けが多くなるだけ。
指が動かずまともに弾けないのに、曲だけレベル上げたって
>>206が思うような技巧の上達なんかしないんだよ。
まず自分の「ピアノ」の実力に有ったレベルの練習を続けるのが、一番上達が早い。
簡単な曲が嫌なら、何でも好きな曲弾けば良いだけで
一からきちんと学ぶ程の上達はしなくても文句は言わない事。
>>202
とりあえずさ、何でもいいから自分の好きな曲の楽譜を買ってきて弾いてみろよ。
オレはハノンしか教則本を使わなくて「エリーゼのために」は半年で弾けるようになったよ。
「エリーゼのために」はたくさん楽譜が出てて指の番号が丁寧に書いてあるやつが多いから
初心者にはいいよ。
「なんかちがうな」と思ったらCDとかで耳で聴けばいいんだよ。
ガキの頃からレッスンに通ってた連中と違って素人は指が出来てないから
ハノンみたいなメカニカルトレーニングは地道にやった方がいいと思う。
あとは好きな曲が弾ければOKだろ?
結局さ、楽器経験者で「いい教則本」に頼ろうとするのは、足の踏み出し方が一歩足りないんだよ。
「オレに弾けないわけがない」と思って馬鹿になって毎日弾けば、練習方法とか知識なんか
関係ないんだよ。
ギターがぐぐっと上達するときってそうだったろ?
今更だけど、ギターが弾けてもピアノは全くの初心者だと思って基礎から練習したほうがいいよ。
まず親指の使い方の違いが結構大きいし、弾いていくと手首や肘の使い方の重要性を思い知らされる。
自分は初心者とは違うんだっていう、つまらないプライドで基礎をなおざりにすると、
かえって遠回りすることになる。俺みたいに。